解約違約金を払わないでWiMAXを解約できる?3つの方法を紹介

2024/05/04

WiMAXは途中解約すると高額な解約違約金を取られることで有名ですが、違約金を支払わないで解約できる方法もあります。

違約金を払わずに済むWiMAXの解約方法

違約金を払わずにWiMAXを解約する方法は複数あります。具体的には以下です。

・更新月に解約する
・乗り換えキャンペーンを利用する
・初期契約解除制度を使う

以上です。他にもポイントと相殺するなどの方法もありますが、これは厳密に言えばポイントで違約金を払っているので今回は除外します。

更新月に解約する

更新月に解約すると、違約金はかかりません。3年契約の場合更新月は3年に1回、2年契約の場合は2年に1回です。また更新月を過ぎると自動的に契約が更新され、また更新期間が終わるまで更新月は回ってきません。

つまり更新月で解約したい場合、更新月を把握しておく必要があります。更新月についてはプロバイダの会員ページから確認するか、サポートセンターに電話で問い合わせるのが良いでしょう。

会員ページや契約書類を見てもよくわからない場合は、サポートセンターに問い合わせるのが確実です。更新月がわかったら解約の手続きを進めるのですが、更新月で解約したい旨をきちんと伝えておいた方が良いでしょう。

手違いで解約月がずれてしまうと違約金が取られてしまいます。解約はWEBからでもできますが、更新月に合わせるためには電話で伝えた方が確実です。

乗り換えキャンペーンを利用する

WiMAX解約後に別のWiMAXプロバイダや固定回線を契約しようと考えている場合、乗り換えキャンペーンを利用するのがお得です。乗り換えキャンペーンとは、前のプロバイダの違約金を次のプロバイダが代わりに支払ってくれるキャンペーンです。

つまり更新月以外に解約したとしても、次のプロバイダが支払ってくれるので実質違約金を払わないで済むという仕組みになります。ただし違約金分の振込は半年程度先になるケースが多く、一時的には自分で違約金は支払わなければなりません。

これは半年程度は最低でも契約を継続してほしいというプロバイダ側の意図でしょう。半年以上継続する場合乗り換えキャンペーンはお得なので、キャンペーンをやっているプロバイダがないか探してみることをおすすめします。

初期契約解除制度を使う

初期契約解除制度とは、WiMAXの契約で使えるクーリングオフの代わりのようなものです。WiMAXの契約にクーリングオフは適用されないのですが、その代わりに初期契約解除制度が適用されます。

初期契約解除制度は、契約から8日以内であれば無条件に契約を解除できるというものです。違約金も発生しません。ただしクーリングオフに比べて欠点もあり、それは3,000円の事務手数料は負担しなければならないということです。

プロバイダによっては事務手数料がかからないケースもありますが、3,000円程度は取られる可能性が高いと考えておくと良いでしょう。それでも違約金を支払うことに比べれば圧倒的にお得です。

初期契約解除制度の使い方は、電話と書類郵送の二通りがありますが、電話の方が確実でしょう。書類だと不備があった場合に消費者側の責任になり、8日以内の条件に間に合わなくなる可能性があります。また単純に手間もかかります。

電話ならプロバイダのサポートセンターに問い合わせ、初期契約解除制度を使いたい旨を伝えるだけで済みます。プロバイダ側は消費者の申し出を断ることはできないので、その後の流れについて説明してくれるはずです。

流れといってもシンプルで、届いた機器一式を返送するだけです。返送が完了すれば初期契約解除制度が適用され、違約金を請求されることなく契約終了になります。

ここでの注意点は、WiMAX本体だけでなく箱などもすべて返送しなければならないということです。返送したものに不備があれば、20,000円程度請求される可能性があります。これだと違約金を支払うのと変わらないので、最低でも8日間は届いたもの一式すべてを残しておくのがおすすめです。

条件に当てはまらない場合は諦めも肝心

違約金を支払わなくて済む方法を紹介しました。しかし、残念ながら条件に当てはまらないケースも多いでしょう。更新月は遠い、契約から8日以上経っている、乗り換えるつもりもない、といったケースです。

この場合諦めて違約金を支払う必要があるのですが、先に確認すべき点があります。それは、キャッシュバックを受け取れないか、ポイントは貯まっていないか、などです。

焦って解約すると、キャッシュバックを受け取りそびれたり、せっかく貯まったポイントを使わずに解約してしまったりすることもあるでしょう。キャッシュバックは数万円、ポイントも数千円分貯まっている可能性があるので、解約前に確認しておくことをおすすめします。

まとめ

WiMAXは違約金を払わずに解約できる場合があります。具体的には、更新月に解約する、乗り換えキャンペーンを利用する、初期契約解除制度を使う、という方法です。

いずれにも該当しない場合は違約金を支払う必要があるのですが、キャッシュバックで違約金以上のお金を受け取れる、数千円分のポイントと違約金を一部相殺できる、といった可能性もあります。

なるべく損をしないためには、解約前に確認しておくのがおすすめです。

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