WiMAXの契約期間は何年がお得?ベストな契約期間を解説

2024/05/03

WiMAXは契約期間を選択できますが、何年が一番お得なのか、いろいろなシチュエーションを踏まえた上で解説していきます。

WiMAXの契約期間には正解がある

WiMAXの契約期間はプロバイダによって異なりますが、年単位になっています。具体的には、1年、2年、3年、4年の契約があり、その中から選択して契約する仕組みになっています。

これ以外の期間の契約もあるかもしれませんが、有名なプロバイダは上記のような期間設定です。そして契約期間の相場は3年間です。ほとんどのユーザーが3年間契約で、WiMAX=3年契約と考えておいて間違いないでしょう。

実際にどれだけ使用するかに関わらず、基本的には3年契約にしておけば間違いありません。3年以内しか使用しない場合は途中解約、3年以上使用する場合は自動更新すれば良い、ということです。

3年契約のメリット

次に、なぜ3年契約が良いのか解説します。

高額なキャッシュバックを受け取れる

WiMAXは高額なキャッシュバックが用意されていることで有名です。キャッシュバック金額でプロバイダが比較されるくらいに重要で、この数万円のキャッシュバックをもらえるかどうかはお得かどうかに大きく影響します。

そして有名なプロバイダでは、3年間以上の契約で割引やキャッシュバックが適用されます。1年、2年の契約では割引やキャッシュバックがない分割高になり、逆に4年の契約をしても3年契約以上の割引やキャッシュバックをもらえるわけではないということです。

結果的に、3年契約が一番お得です。プロバイダにもよりますが、2年契約と3年契約ではだいたい月に700~1,000円程度の差が出てきます。また4年契約は3年契約に比べて割安なわけではなく、さらに現状だと通信制限(月に7GBの通信まで)となっているためお得感がありません。

契約期間が長くなっているのにデメリットしかないので、4年契約を選択する理由はないでしょう。

3年契約のデメリット

3年契約のデメリットは「更新のタイミングが3年に1度」であることです。

契約更新が3年に1度のみ、このタイミング以外で解約すると違約金が発生します。1年や2年などの短期間契約の方が違約金が発生する可能性が低いでしょう。しかし違約金が発生したとしても、割引やキャッシュバックを考えると3年契約の方がお得になるケースが多いです。

次に、「3年間同じ機種を使い続ける」という点もデメリットです。使えば使うほどバッテリーの機能が弱り充電のもちが悪くなります。また機種が古くなることで新しい規格の回線に繋げなくなっていきます。

とはいえ今の機種でも3年後十分活躍し、バッテリーの劣化はモバイルバッテリーなどでも対応できます。3年契約のメリットの大きさに比べれば、デメリットは小さいと言えるでしょう。

長く使うことでお得になる場合もある

これはあまり出回っていない情報なのですが、WiMAXはプロバイダごとにポイントが設けられており、一定期間使用していると自動的にポイントが貯まっていきます。

このポイントは毎月の料金の支払いだけでなく、解約することになった場合の違約金に充てることも可能です。ポイントの詳細はプロバイダによりますが、契約前に多少確認しておくと良いでしょう。

まとめ

WiMAXの契約期間は、基本的に3年がベストです。月額料金の割引、キャッシュバック、最新の端末を選べる、無料で高速通信を利用できる、などのメリットがあるからです。

3年契約にデメリットがないわけではありませんが、メリットの方が大きいと言えるでしょう。

途中解約の際の違約金が気になっている方も多いかもしれません。1年目の更新月、2年目の更新月できっちり解約するのであれば、1年契約、2年契約の方がややお得な可能性はあります。

とはいえ違約金を考えても月額料金の違いやキャッシュバックから3年契約の場合とどちらかがお得かはプロバイダによりけりで、また最初からきっちり何年で解約すると決まっている人は少数派かと思います。

単になんとなく長すぎる契約だといらなくなったときに困るな、という程度であれば、3年契約にしておいて、最悪違約金を支払う算段も検討してはいかがでしょうか。

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