WiMAXがつながらない!速度が遅い!その要因とは?

2024/05/03

WiMAXがつながらない、速度が遅い、そう感じている方もいるかと思いますが、その要因は複数あります。改善するためにはまずは要因を特定し、それを取り除くことが重要です。

WiMAXがつながらない、速度が遅い要因

WiMAXがつながらなかったり、速度が遅くなってしまう要因を紹介します。

置く場所が悪い

WiMAXは固定のルーターなどに比べて、自由に動かすことが可能です。エリアによってつながりやすさが異なることはもちろん、同じ場所でも少し動かすだけでつながりやすさが変わったりします。

極端な場合、数センチ動かすだけでも電波の強さが変わるような場合もあるのです。WiMAXがつながりにくいと感じたら、動かしてつながりやすい場所を探してみると良いでしょう。

特に、窓際、高い場所、障害物のない場所、などは電波が強い傾向にあります。また本体をカバンや袋に入れて覆ってしまわないことも重要です。

そもそも使用しているエリアが悪い

残念ながらWiMAXは日本全国どこでも対応しているわけではありません。具体的にどこのエリアで対応しているかについては、UQ WiMAX公式ページのツールを用いて確認すると良いでしょう。

WiMAXはどのプロバイダでも使っている回線、端末に差異はないため、プロバイダを変えたらつながりやすくなる、逆につながりにくくなる、といったことは基本的にありません。

プロバイダが何か通信トラブルを起こしている場合は話が別ですが、そのようなケースは基本的にないでしょう。そのためUQ WiMAX公式ページのツールで確認すれば、他のプロバイダで契約している場合も問題ないということです。

エリア自体に問題がある場合、残念ながらWiMAXの使用は諦めるしかありません。

速度制限にかかっている

WiMAXは無制限プランでも速度制限があります。具体的には、3日間で10GB以上使用すると、翌日の8時間程度、1Mbpsに速度制限されます。契約者の中でも意外と知らない方もいるかもしれません。

この速度制限にかかっていると、WiMAXの速度が遅いと感じるかもしれません。1Mbpsでも十分使用は可能なのですが、高画質の動画視聴などでは通信の遅さを感じるかもしれません。

つながらないとはいかないまでもなんとなく遅い感じがする、という場合速度制限にかかっている可能性を考えると良いです。速度制限にかかっている場合、放っておけば解除されます。

端末側に問題がある

特にパソコンで接続している場合、パソコン側に問題があることが考えられます。たとえば、OSが更新されていない、無線を受信するためのドライバーが更新されていない、といったことがあるとつながらない、通信が途切れる、といったことが起こります。

この場合WiMAX側の問題だけではないので、パソコンの方を見直さなければなりません。ただし、OSやドライバーが更新されていなくても、固定回線ならうまくつながる、といったこともあります。

この場合特にパソコン側には問題がないと思ってしまうのですが、強い電波ならつながる、たまたまその回線ならつながる、といった可能性も十分あります。別の回線ならつながるからといって確実にパソコン側に問題がいないとは言えないので、WiMAXだけでなく、パソコン側も疑ってみることをおすすめします。

他の電波と干渉している

WiMAXを含めて無線を使用している人が多いエリアだと、電波干渉してつながりにくくなる可能性があります。ある程度は仕方がないのですが、この場合使用場所を変える、電波帯を変える、といった方法が有効です。

電波帯については2.4GHzと5GHzがありますが、5GHzの方が電波干渉が起こりにくいです。電波干渉の可能性が考えられる場合、5GHzの利用に変更してみることをおすすめします。

WiMAX側の簡単な操作ですぐに電波帯は変更できるので、気軽に試せる方法です。

まとめ

WiMAXがつながらない、速度が遅い、といった要因は複数あります。過去につながらなくなったり速度が遅くなった状況を振り返れば、おそらく要因の特定はそこまで難しくはないでしょう。

まずは要因を特定し、改善策を試してみてください。それでも無理なら他の要因を疑い改善策を試す、という繰り返しになります。ただしそもそものエリアに問題がある場合などはどうしようもないので、場合によっては諦める必要があるでしょう。

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